【ホロライブ運営】カバー株式会社の企業概要・事業内容・歴史を公式情報で総まとめ

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1. カバー株式会社とは

カバー株式会社 (COVER Corporation) は、日本発のバーチャルタレント(VTuber)事務所を中心としたエンタメ/テック企業。代表的な所属事務所として hololive production を運営し、VTuber配信・ライブ・音楽・グッズ・メタバースなど、幅広いコンテンツ展開を行っている。

公式ミッションとしては「世界が愛するカルチャーを作る (Create Culture Loved by All)」を掲げており、日本発2Dエンタメ文化のグローバル展開を目指している。

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2. 会社概要

メタバース・アプリ/技術開発(モーションキャプチャ/3D/配信インフラ)

設立:2016年6月13日

本社所在地:東京都港区三田(Mita Garden Tower)

代表取締役 / CEO:谷郷 元昭 (Motoaki Tanigo)

資本金: 約 1,096 百万円(2025年5月時点)

従業員数:679名(2025年5月時点)

主な事業内容

VTuberプロダクションの運営(hololive production など)

メディアミックス、グッズ販売、ライセンス・コラボ展開

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事業内容の概要

カバーの主力事業は VTuber プロダクション運営だが、その中身は多岐にわたる。

  • VTuber プロダクション: hololive production を中心に、日本語/英語/インドネシア語など多言語対応のタレントを擁し、世界規模でコンテンツを発信。
  • ライブ・イベント: オンライン配信ライブ、3Dライブ、音楽ライブ、オフラインイベントなどを開催。
  • メディアミックス/グッズ販売: 商品化、ライセンス提供、コラボ展開などを通じたIP運営。
  • 技術開発/コンテンツ制作基盤: 自社スタジオ、モーションキャプチャ、3Dモデリングなどを含む技術インフラを維持・強化

この“タレント × 技術 × IP展開”の三位一体のビジネスモデルによって、単なる配信会社ではなく「総合バーチャルエンタメ企業」としての地位を確立している。

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歴史の流れ(主なマイルストーン)

公式が公開している年表をもとに、カバーの歴史を整理する。

出来事
2016年6月カバー株式会社設立。AR/VRなどテックベースの企業としてスタート。
2017年9月初のVTuber「ときのそら」がデビュー。VTuber事業を本格的に開始。
2018年6月女性VTuberグループ「hololive (後の hololive production)」設立。専属VTuberの本格展開開始。
2019年5月男性VTuberグループ「HOLOSTARS」を設立。所属タレントの拡充。
2020年4月インドネシア語圏向け「hololive Indonesia」、同年9月には英語圏向け「hololive English」を始動 → 海外展開開始。
2021年メディアミックス展開と公式オンラインショップ「hololive production OFFICIAL SHOP」開始。
2024年北米拠点「COVER USA」設立。グローバルIPとしての本格展開へ。
2025年7月音楽レーベル「hololive RECORDS」を設立し、音楽・コンテンツ事業を強化。

※この年表は公式サイト「Company」「History」「Business」などに記載された情報に基づいている。

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なぜカバーは今の規模・影響力を持つに至ったか — 事業戦略の特徴

公式情報から読み取れる、カバーの強み・戦略は以下のとおり。

🔹 多角的なビジネス展開

単なる配信事務所に留まらず、
「ライブ/イベント」「グッズ/ライセンス」「音楽レーベル」「メタバース/アプリ開発」など、多方面に展開。これにより収益源を分散・多様化している。

🔹 国際展開(グローバル戦略)

日本国内だけでなく、英語圏・インドネシア語圏への展開。さらに北米に法人を設立するなど、海外市場を強く意識したグローバル戦略を取っている。

🔹 技術基盤の自社化・強化

モーションキャプチャ、3Dスタジオ、専用配信アプリ——自社で技術とインフラを持つことで、高品質なVTuberコンテンツを安定して提供できる体制を整えている。

🔹 IP強化とファン基盤の育成

VTuberを「タレント」ではなく「キャラクターIP」として扱い、ライブ・音楽・グッズ・メディア展開を通じてファンとの接点を多様化。これにより熱量の高いファンコミュニティと、安定した収益基盤を確立。

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現状と今後の展望

  • 2024年に北米法人「COVER USA」を設立し、グローバルIPとしての統括を強化。
  • 2025年7月には独立した音楽レーベル「hololive RECORDS」を設立。音楽事業とコンテンツ展開をさらに拡大。
  • 引き続き、VTuber/バーチャルタレント文化を起点に、「メタバース」「メディアミックス」「グッズ展開」「国際展開」など多方向での成長を目指す。

──カバーは「1つの配信会社」ではなく、「2D コンテンツを起点とした未来のエンタメ企業」として進化を続けている。

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まとめ

カバー株式会社は、2016年の設立以来、VTuber・バーチャルタレントという新しいエンタメ分野を武器に、技術・グローバル展開・IP運営・多角ビジネスという複合戦略を一貫して貫いてきた企業だ。

その結果、国内外で圧倒的なファン基盤と影響力を獲得し、いまや「日本発の世界的バーチャルエンタメ企業」として認知されている。

VTuber市場や2Dコンテンツ産業の今後を考える上で、カバーの動きは非常に注目すべきだ。

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